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資金調達

企業が中長期的に安定した経営を持続していくためには、資金調達が欠かせません。実は、この資金調達をスムーズに進めるカギをSDGsが握っているのです。ここでは資金調達の主な方法、資金調達を有利に進めるためのSDGsの取り組み方についてご紹介します。

資金調達の主な方法

融資を受ける(負債を増やす)

企業が資金調達をする際、単純な方法は負債を増やすこと。つまり、金融機関などから融資を受け、決められた利息・元本を期限付きで返済していくことです。

受けられる融資にはさまざまな種類がありますが、そのひとつが日本政策金融公庫からの融資。日本政策金融公庫では、創業支援・新事業育成支援・ソーシャルビジネス支援とした取り組みを、小規模事業者・中小企業者向けに展開しています。

その他にも、自治体・金融機関・信用保証協会等が連携して提供する「制度融資」、企業の健全性を審査したうえで融資額が決まる「銀行融資」、事業資金限定で融資を受けられる「ビジネスローン」という手段もあります。

出資してもらう(資本を増やす)

投資家に出資してもらった金額で、資本を増やす方法もあります。一般的なのは、新たに株式を発行すること。この調達方法で増えた資金は、返済する義務がないという特徴があります。

その他に、ベンチャーキャピタルという方法もあります。これはベンチャー企業・スタートアップ企業といった、未上場の企業に対して出資する投資会社のこと。投資会社は購入した企業の株式を売却し、購入時と売却時の差額(キャピタルゲイン)で利益を得ます。

また、起業して間もないベンチャー企業に投資するエンジェル投資家からの出資、複数の投資家から募った資金で投資を行う投資ファンドを利用するという手もあります。

資金調達を有利に進めるには

資金調達をはじめとするビジネスを優位に進めるには、企業の信頼性が何よりも重要。そのために、経営目標にSDGsを取り入れる企業が増えてきました。

その背景には、ESGが関与しています。ESGとは環境・社会・ガバナンスを意味するもので、投資家や金融機関が投資先を決めるための指標のひとつ。国内の60以上の金融機関も、ESG投資の原則に署名を行っています

ただ、企業のESG活動を評価するにあたり、その基準は明確になっていません。そこで指標のひとつとされているのが、SDGsへの取り組みなのです。つまり、SDGsに取り組むことで企業のESG評価が向上、資金調達をしやすくなるというワケです。

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