「SDGsを社内に浸透させたい」という企業は多いですが、その方法が分からず悩んでいる企業も少なくないのではないでしょうか。そんなとき役に立つのが、企業向けのSDGs研修です。
ここでは「SDGs 研修」とGoogleで検索(2021年12月時点)し、表示された上位15社を調査。その中から、それぞれ以下の条件でおすすめの3社をピックアップしました。
※参照元:株式会社グローバルイノベーションズ(https://www.global-inv.co.jp/btob/)
株式会社グローバルイノベーションズのSDGs研修の特徴は、その実践的な内容にあります。「SDGsとは?」という入門的な内容だけでなく、よりビジネスに直結した研修内容を用意。自社にとってのSDGsとは何か、という観点で研修を行うため、SDGsを経営方針に盛り込んでいくことが可能です。
同社が運営するビジネススクールで培った育成ノウハウをもとに、各企業に合った独自のプログラムをカスタマイズして提供。集合研修やオンライン研修なども自由に選ぶことができるため、柔軟な受講体制を整えることができます。
財務データと非財務データの双方から企業価値を示す「統合報告書」に関する研修も実施。上場企業の多くが発行していることから、上場を目指し、同書の発行を検討している企業にとっても大きな注目ポイントです。
グローバルイノベーションズでは、SDGsの基礎レベルから実践レベルまでを学べる、e-ラーニングを多数用意。
動画コンテンツは100本以上用意されており、SDGs・CSV・ESGなど、学びたい内容や企業に合わせてオリジナルでe-ラーニング化することも可能です。
コロナ禍でテレワーク中の空いた時間を活用したい企業や、全社員に研修ができずSDGsの浸透に悩んでいる企業にはピッタリでしょう。
アクサ生命は、営業トップ30名を対象に、SDGsの基礎知識~実践基礎を学ぶ動画+自己ワークショップを導入しました。
また、その研修に加えて、全社員へのSDGs浸透を目的としたアクサ生命オリジナルのSDGs導入についてのラーニングアニメーション動画を制作しました。
参照元:株式会社グローバルイノベーションズ(https://www.global-inv.co.jp/btob/)
某リフォーム会社では、グループ全200人を対象に、1Day研修の後に基礎知識編・実践基礎編のe-learning研修を行いました。研修の導入の際には、e-learning導入助成金(雇用調整助成金(※))を利用したことにより、負担なく導入することを実現しました。
(e-learningが雇用調整助成金適応なのは、政府要件緩和による期間限定対応になるため、詳しくは厚生労働省へお問い合わせください。)
※参照元:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html)
参照元:株式会社グローバルイノベーションズ(https://www.global-inv.co.jp/btob/)
公式HPに記載がありませんでした。
グローバルイノベーションズ
が展開する
研修の詳細を公式HPで見てみる
| 会社名 | 株式会社グローバルイノベーションズ |
|---|---|
| 電話番号 | 03-5288-5178 |
| 所在地 | 東京都港区西新橋3-20-1 パークアクシス御成門15F-4 |
| 設立年 | 2018年 |
| 公式HP URL | https://www.global-inv.co.jp/btob/ |
SDGsアントレプレナーズでは、企業のSDGs実践に関する研究結果・ノウハウをもとに、受講者の関心・理解度に合わせたeラーニングを提供しています。
受講者は社員限定となりますが人数に制限はなく、次年度以降に入社予定の新入社員でも受講OK。受講ツールも、社内のeラーニングシステム・イントレネット・外部サイトなど、希望のツールを選択可能です。
内容については、SDGs実践を専門とする人物が直接作成し、約3ヶ月に1度のアップデートを行っています。
SDGsアントレプレナーズは、SDGsを専門とする実践機関。その専門性と実績を活用し、導入編・基礎編・実践編の3レベルと、「座学・クラスディスカッション型」「演習・ワークショップ型」「少人数OJT・メンタリング・コーチング型」の3タイプを組み合わせた、体系的な研修を実施しています。
研修コースは全部で45種類あり、それぞれのコンテンツを企業ごとに組み合わせ、独自の内容をプラスして提供しているのが特徴です。
公式HPに記載がありませんでした。
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SDGsアントレプレナーズ
が展開する
研修の詳細を公式HPで見てみる
| 会社名 | 一般社団法人SDGsアントレプレナーズ |
|---|---|
| 電話番号 | 03-5957-7276 |
| 所在地 | 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・45F |
| 設立年 | 2019年 |
| 公式HP URL | https://sdgsjapan.com/ |
特定非営利活動法人スマセレでは、新入社員向けに基礎コースと標準コースの2つの研修プログラムを用意しています。
基礎コースはSDGsの基礎・本質理解を促す内容、標準コースは新入社員としてどうSDGsに向き合っていくかなどを、カードゲーム等を通して学ぶ内容となっています。研修時間は基礎コースで約2.5時間、標準コースで約4時間となっていますが、より深く学びたい場合は1日間研修・2日間研修などの対応も可能です。
スマセレでは、「2030SDGs」「SDGs de 地方創生」といったSDGs関連のカードゲームを研修に取り入れているのが特徴です。
「2030SDGs」は参加者が各国の代表となり、SDGsが掲げる17の目標を達成するための過程を体験するゲーム。「SDGs de 地方創生」は、さまざまなプロジェクトの実行を通じて、日本におけるSDGsの実現・地域創生について学べるゲームとなっています。楽しみながら自然とSDGsについて学べるのが、スマセレの研修の特徴と言えるでしょう。
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※1人あたりの料金:3,000円
※いずれも税不明
| 会社名 | 特定非営利活動法人スマセレ |
|---|---|
| 電話番号 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
| 所在地 | 兵庫県明石市大明石町2-4-18 信友ビル302 |
| 設立年 | 2018年 |
| 公式HP URL | https://www.sma-sele.or.jp/ |
SDGsの概要や取り組む意義といった、基礎知識を学ぶことができるSDGs研修。グループワークやディスカッションなどを通してSDGsが身近なものであること、企業が成長・継続するために欠かせないものであることを理解していきます。さらに、SDGsを実際の仕事に落とし込む方法や、新しいアイデアを創出するための考え方についても学ぶことができます。
SDGsを利用するべきは、「SDGsの導入を考えているが方法が分からない」「SDGsの内容を理解しきれていない」「SDGsと事業をどう関連付けていいか分からない」「SDGsを従業員に浸透させたい」といった企業。SDGsについて深く学び、従業員の理解を深めることで、事業の拡大はもちろん新規事業の創出も期待できるようになります。
SDGs研修には、集合研修とオンライン研修の2つのスタイルがあります。集合研修は3~4時間ほどで基礎だけを学ぶもの、1~3日くらいかけて基礎から実践まで集中的に学ぶものなどがあります。費用は、1日あたり10~20万円ほどが目安です。オンライン研修は、提供された動画を各従業員が見て学ぶスタイル。費用は3~15万円が目安となります。
SDGsの研修を依頼するなら、SDGsの専門家から学べる、もしくは専門家が監修を行っている企業を選びましょう。SDGsへの理解が低い企業を選んでしまうと、何の成果も得られない…といった結果になる可能性があります。また、企業内のSDGs認知度・対象となる年齢層や人数・予算などに柔軟に対応でき、研修からビジネスへの落とし込みまで対応している企業だと心強いです。
当サイトでピックアップしているSDGs研修を行っている会社について、それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。それぞれの会社で提供している研修内容は異なってくるため、自社のニーズに合った会社を選ぶようにしてください。
運営しているビジネススクールで培ったノウハウを活かした、SDGs企業認定研修を提供。SDGsの基礎はもちろん、実践に向けたプロセスを一貫してサポートしているのが特徴です。集合研修とオンライン研修があり、研修内容については企業に合わせてカスタマイズできます。
九州・西日本を中心に、SDGs企業研修・中小企業のSDGs経営支援などを行っています。主なプログラムは、SDGsオンライン社員研修プログラム・SDGsカードゲーム・SDGs導入支援コンサルティングの3つ。新入社員研修や自治体研修にも対応しています。
座学・クラスディスカッション型、演習・ワークショップ型、少人数OJT・メンタリング・コーチング型の、体系的な研修コースを用意。導入編・基礎編・実践編の3レベルが用意されており、企業のニーズに合わせたカスタマイズもOKです。
インソースでは、企業に講師を派遣するタイプのSDGs研修を行っています。事前アンケートに基づき、各企業に適したオーダーメイド型の研修を実現。SDGsの基礎からスタートし、実際の事業へ落とし込んで目標を達成できるようになることを目指します。
SDGsへの取り組み・研修支援・コンサルティングの3つを事業の柱としているエス・イー・アイ。研修では座学による学習を最小限にし、体験・参加型のワークショップ、実習・演習・カードゲームといったプログラムを積極的に活用しています。
イマココラボでは、SDGsカードゲームを入り口としてSDGsの社内浸透にアプローチ。企業がトランスフォームするための基盤となるSDGsの本質的な理解、企業内での共通認識づくりを行っています。集合研修だけでなく、オンライン研修にも対応。
スマセレは、関西エリアの学生を中心に活動するNPO法人です。SDGsの研修には基礎コース(約2.5時間)と標準コース(約4時間)があり、企業の希望に沿って内容をカスタマイズすることが可能。ゲームを通して学ぶ独自のスタイルも特徴的です。
企業向けのSDGs研修・セミナー・コンサルティングなどを提供している会社。SDGsの超基礎、会社で取り組むSDGs、楽しく学ぶSDGsの基礎、といったテーマで研修を行っています。研修内容は、対象人数・時間などに合わせてアレンジ可能です。
心理学に焦点を当てたコンサルティンを中心に、研修を展開しています。「はじめてのSDGs基礎研修」というものを提供しており、初めてSDGsについて学ぶ方にも理解しやすい研修内容になっています。
「日本の再生」「次の未来を創造する」をモットーとしているコンサルティングファームです。SDGsに特化した研修・コンサルティングを行っており、3段階のSTEPでSDGsの本質を学べるのが特徴。情報の社内浸透、SDGs経営の指導につなげます。
SDGsに取り組むことを検討している企業向けに、実践的なSDGs研修を用意。事業にSDGsを取り組んでいくために、従業員がステップアップしながら「我がこと化」していく内容となっています。動画コンテンツなどを利用しているため、ニューノーマルの中でも実施可能。
NTTファシリティーズ
エンジニアリング
のSDGs研修の詳細はこちら
企業の環境対策を企画・支援しているコンサルティング会社。提供している研修は、SDGsやグローバル経営において必要な思考、行動力のスキルアップを実現するもの。座学だけでなく、ゲームやケーススタディを用いた参加型のプログラムも取り入れています。
ビジネスゲームを用いた研修サービスで、企業や社会の課題を解決する会社。行政・まちづくりに関わる人向けのビジネスゲーム「SDGs de 地方創生」でSDGsと地方創生の共通点や協働などの理解を促し、具体的なアクションにつなげる機会を提供しています。
きらめき労働オフィスのSDGs研修は、動機づけを促して自己成長につなげることを重視。SDGs研修では、持続可能な開発目標を経営戦略として位置づけ導入し、企業全体に浸透させる方法をレクチャー。豊富なワークショップを取り入れたプログラムも特徴です。
GiFTでは、企業に向けたSDGsゲーム・ワークショップを提供しています。このワークショップはカードゲームを通じてSDGsへの理解を深め、持続可能な開発について考える機会を与えるもの。教育現場向けに、オンラインでのSDGs研修も行っています。